ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

2019年6月10日 入院

めいの登校中の時間の学校からの電話、どっきーーーんとします。

そう、6月10日月曜日、そろそろ放課後等デイサービスのお迎えが学校に来てデイに向かう頃かなー、なんて思っていたら、鳴りまして。電話。

「おかあさん、めいちゃん嘔吐しはってね…デイは無理そうなんやけど、お迎え来れます…?」

 

もちろんです…!!よろこんで…!!喜んでない)

とほほ。

 

緊急入院

学校に向かいましたが嘔吐は止まらず、そのまま病院へ直行し、緊急入院となりました。

めいのお世話になっている病院はこういう時電話一本で受診させてもらえ、場合によってはそのまま入院させていただけるため本当に心強くありがたいのです。 

 

だいたい原因不明の嘔吐で入院するパターンが多いのですが、毎回難航する点滴のルート確保。

元々細い血管に循環も悪いのに加え体調不良の、特に嘔吐で入院すると脱水気味で手足もキンキンに冷えて、血管がないとか(いや、あるんだけど、ない)細すぎて刺さらないとか、いつも先生や看護師さん達をこまらせてしまうのですが…

 

 

 処置中も先生の院内PHSはひっきりなしになっていて、何度か出入りもされていて、とても忙しそうでした。

ついてくださっていた看護師さんは

「ここに勤めて10年経つけどこんなに緊急入院が多い日ははじめて」

と言っていたほど、忙しい一日だったそうで、めいの対応中17時半ごろにもまだまだやることは山積みだったようなのです。

にもかかわらず、先生も看護師さんも、めいにも私にも余裕の表情で対応してくださり、改めてすごいお仕事やなぁと、ありがたく感じた日でした。

 

点滴で吐き気止めを入れてもらうと、夜にはめいの嘔吐は止まり、私が帰るころには少し笑顔も出始めていました。

血液検査の結果CRP(炎症反応)も上がっておらず、やっぱり今回もよくわからない嘔吐。お腹が全然動いていないとのことでした。

数日点滴で過ごし、絶飲食でお腹を休めることになりました。

 

ただの愚痴

点滴を入れて病室へ入り少し落ち着いた頃。

出先から直接学校へかけつけ、学校から病院へ直行したため呼吸器が手元になく…。

呼吸器と荷物を取りに自宅に戻り、もう一度病院へ…

めいの病院は完全看護のため、付き添いは不可なので、母は帰宅。22時。

つ、つ、つかれましたーーー!

 

今後はお迎え要請が来たら、学校の先生に許可を得たら、入院かわからなくてもとりあえず家に寄って呼吸器をひっつかんでからお迎え行こう…と、年明けから同じパターンが続いた3回目にして学習しました。

うん、そうしよう…。

 

入院3日目

注入が再開しました。まずは少量のソリタ水から。

本人は笑顔も増えてきて、随分楽になってきたようです。

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笑い始めるとほっとする。まだ二重の幅がおかしいけど。

点滴固定用のシーネ(芯材入りでとても固い板)で母を殴る元気も出てきた。

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殴られるととても痛い。シーネ、強い。

もちろん愛はあるが、殴られると痛いよ。(固いんだもの)

でも、まぁ、邪魔やんなぁ、そりゃ。早く点滴とシーネ外れるといいね。