ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

嘔吐、吐血入院12日目(2019.10.18~)

嘔吐、吐血してレスパイトから移行した入院も気付けば12日目です。長い…

今回の体調不良の概要、前回記事はこちら↓

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長くなってきて、そろそろ帰りたいところですが、入院延長決定です。

長期戦の構えとなりそうです。

 

入院延長までの流れ

腹部造影剤検査結果

めいの食道裂孔ヘルニアの変化と、今回のひどい嘔吐と出血から、噴門形成術を経て逆流はしていないはずの噴門から食道へ逆流はしていないか、などを見るため、今日胃ろうから造影剤を注入して腹部造影剤検査を行いました。

 

結果は異状なし。というか、前回検査時所見と特に変化はありませんでした。

胃の食道への飛び出しはあるものの、変化はしておらず、逆流もありませんでした。

幽門部(胃の出口)の腸への流れも悪くなさそうとのこと。

 

29日昼嘔吐、異常な空気の飲み込み量

今日の昼からペースト食再開だったのですが、2口ほどで食べが止まり、その後嘔吐しました。

めいは胃への空気の飲み込みが多いのですが、嘔吐したあとシリンジで空気を向いてやるとそれがまた異常な量でした。その量3リットル。胃の容量がおかしい…

噴門形成して胃の容量が少ないし吐きやすいからペースト食の上限量に制限かけてあるのは幻…?

 

ギャル曽根ちゃんかよ…(´;ω;`)

 不本意ながら呑気量最高記録更新。うれしくない…

 

めいの空気の飲み込みが多くなったのは声門閉鎖術後からです。

口鼻から普通に呼吸をしていた子が気管切開部からしか空気を吸えなくなったため、口鼻からの感覚が変わり飲み込むのかな?という話は、同じ手術をした子からも、喉頭気管分離をした子からも、わりとよく聞きます。それ以外にも、呑気(どんき)に悩む子はまわりにいるのですが、めいの場合飲み込む量が、胃から引けてくる量の桁がおかしいのです…

(多分、引いたそばからのみこんでいるのだろうとは思うのですが)

 

これまでは適宜胃ろうの開放(また別記事にまとめます)や、シリンジで用手吸引での空気除去でなんとかしてきたのですが、先生曰く胃腸の動きに悪影響にもなるし、年明けから疑っていた周期性嘔吐が、空気の飲み込みによるものである可能性もあるのではないか、と考えているのだそう。

周期性嘔吐…では、ない??かも??んん…??

もう大混乱です。

 

そして、空気の飲み込みに対して主治医の先生からいくつか内服薬の提案がされました。

それをひとつずつ試していき効果をみていくこととなりました。

 

そしてその前に今回の出血が腫瘍などによるものではないことを確認しておくために、明日念のためCT検査と、血液検査もすることになりました。

 

気になることまとめ

  • いつもよりも長期間ダラダラ続いている嘔吐
  • あまりにも頻回な濃い吐血(初日一晩で10回以上)
  • ちょっとしたことで爆上がりする心拍
  • 手足の冷感、鳥肌
  • 微熱
  • 呑気の増加

あと、側弯…お腹の動きが年々悪くなっているのも、側弯も影響しているかもしれないね、と、先生。これは推測の域を出ないのですが…

 

めいの体が成長するにつれ色々な問題が出てくることにもう覚悟もしていますが、やっぱりしんどい思いをしているところを見るのは辛いです。つらい。つらい…いや、辛いのは、めいなのですが…ですが。うう。

 

とはいえ、ぼやいたって、なげいたって、仕方がない…

もうしばらく頑張ろうね、めいめい。毎日会いに行くよ。

 

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すももも、めいの帰りを待ってるよ。

めいがいないとなんとなく落ち着かないすもも。べったり甘えた後追いに拍車がかかっています…

 

元気に家に帰ろう。