ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

嘔吐、吐血入院33日目【呑気症】外科受診記録

今日から日中は学校へ通学することになりました。

本当は昨日から登校開始予定だったのですが、日曜夜に嘔吐があったので見送り、今日からとなりました。

 が、昨日、月曜の夜にもコアグラ交じりの嘔吐があったそう。また出血…??

 

今朝、登校をどうするか悩んだとのことでしたが、とりあえず登校。

昼食時に少し心拍が上昇することがあったそうで、前日までの事があったので午後は院内に残りゆっくりさせてもらったとのことでした。

15時ごろ面会に行くとすっかり落ち着いていて、にこにこ出迎えてくれました。

今日はちゃんと起きていられたのだそう。

 

私が行く前までの様子を看護師さんから聞き、ふと吞気の記録用紙に目をやると。

ん?

少なくない…?

 

夕方少し引けはしたのですが、少ない…

19時過ぎに面会を終えるまでの記録がこれ。

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少ない…!

昨日までの記録

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 数字が少ないところは眠っているところ、多いところが覚醒時。わっかりやすい。

しんどくてほとんど起きていられなくて、これでも少ない方だったのですが、今日は起きていたのに、少ない。

 

昨日から増量した薬たちが効いたのか…?

まだ一日しか過ごしていないのでわからないけれど。

効け…!お薬、効け…!!

 

そして夕方外科受診。

 

外科受診

食道裂孔ヘルニアの手術の相談。

 

  • 空気の飲み込みと、ヘルニア両方により胃が持ち上がり胃ろうボタンの位置が悪くなっている状況を改善するで胃ろうからの脱気効率を改善するか?
  • ヘルニアがあることで不快感から空気の飲み込みの多さに繋がっていないか?ヘルニア改善は吞気量の改善につながるか?

相談したのはこの2点と。手術をするとしたらどういう手術になるか。

 

上記2点については、可能性はあるけれど、確証はない、小児科主治医の先生と同じお答えでした。

 

食道裂孔ヘルニアの手術は食道のわきに飛び出した胃を横隔膜下に引き下げ、噴門形成の手術を行うのだそう。

めいの場合はどうなるか。

既に噴門形成の手術をしているため、ヘルニアの手術を行うとしたら一度噴門形成の手術時に胃の一部を持ち上げて胃の入り口にぐるりと巻き付けてある部分を元に戻し、胃を横隔膜の下に引っ張り下ろして、再度噴門形成術を行うことになるのだそうです。

 

ひぃ…

 

めいの一度目の噴門形成手術は腹腔症手術で、9時間予定が大幅オーバーで11時間。

あれをもう一度…?

正確にはそれより大変なのだそうです。

 

もしかしたら楽になる「かも」しれないから、やってみる、といえるような手術ではなさそうです。

「内科的なアプローチを色々と試した後、もう打つ手がない、どうしてもためしてみたい、となったら、やらなくもないけれど…」

と、外科の先生。

 

なるほど、よく、よくわかりました。

うん…

今は、ない…

 

お薬調整と、胃ろうからの脱気、頑張ります。頑張ります…