ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

ひとやすみ、からの

昨日、退院日の月曜日。

おおおん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

土曜朝に面会に行った時は元気やったのに、午後から嘔吐し始めたと病院から連絡があり、退院できるのか…?なんて頭をかすめつつ月曜迎えにいくと、にこりともしないめい。おやおやレスパイト疲れか、どないしてん。

 

ずっとえづき続けむせ続け、吸引の手が止まらない。

おいおいちょっと落ち着いてくれんと退院準備の荷物もまとめられやしないぜ…?

吸引しつつ、えづく娘をなだめつつ、引き出しの中身を鞄に詰め込みつつ、吸引しつつ、呼吸器を車椅子に積み加湿器を積み、なだめつつ、看護師さんと話しつつ、吸引しつつ、さ、とりあえず車椅子乗せ、乗せ、いやえづくなおい、一回ちょっと抱っこしたろか…いやなんか熱いな?はかってみよか、おおおい、熱あるやん、と、看護師さんが

 

「おかあさん、こらあかんわ先生呼ぶし、みてもらお!」

 

ですよね…?

いやまぁ、とりあえず帰ってさえしまえば、家でゆっくり過ごし…いやいや、うん、帰る、めっちゃえづくなオイ、痰多いな?んん?帰れるか?これ?

とかグルグル考えていると先生が現れて、聴診してくれて

「お腹全然動いてへんわ。このまま入院になだれこんで点滴入れて絶食しよか。おかあさん、いい?とりあえず血液検査して、うん、個室うつろか。時間大丈夫?」

 

はい。大丈夫です。よろしくお願いします。

 

コロナの警戒ステージ引き上げに伴って面会ルールが厳しくなって今は1日30分しか面会ができないめいの病院。

この一年レスパイトはしていたものの体調不良での入院はしていなかった。訪問主治医のくま先生の助けもあって家でなんとかしてもらって。

面会30分ルールの厳しさを、改めて実感した。元気な時は、レスパイト中は、まだいい。

だけど嘔吐していると問答無用で個室隔離になり、扉は閉められているし。

昨日個室への引っ越しや採血、ルート確保、看護師さんへの引き継ぎなどを済ませ、お任せして午後に帰ったあと、ソワソワと心配になった。

 

 

子離れとか、親離れとか、色々思うところはあるけど、そうじゃないねん…体調崩してる時はさ…!

今日も朝30分だけ面会に行って、ちょうどケア中の時間だったので看護師さんとバタバタあれこれして、持っていった荷物を床頭台の引き出しに詰めて洗濯物を引き上げてる間にあっという間に面会時間が終わってしまった。

 

とはいえめいはきっと短期入院で済む。

でも、こんなコロナ禍でも、長期入院を余儀なくされている子達はたくさんいて。手術とか、治療とか、がんばらなくちゃいけないことがたくさんある時に、30分どころか面会もできない状況の病院だってあるわけで…

誰も悪くないのに、みんなしんどいな。みんな頑張ってるのにな。ふぅ。

ううう。こんにゃろ、コロナめぇぇ!

後少し、サクッと帰る。帰れますように。

 

ちょっと落ちた気分と面会時間の短さで空いた時間と寂しさと、なんか色々を、爪にぶつける。

うおおおおおおお(ぬりぬりぬりぬり…)

f:id:megumeimusic:20210511185035j:image

爪だけでも明るい色にして気分を上げるんじゃい。

私は元気でご機嫌でいよう。ね。

 

今日の猫

f:id:megumeimusic:20210511184722j:image

めいがしんどそうでも、猫はいつも通り元気に甘えている。ちょっと甘え過ぎなくらい。家庭内ストーキングにあっているといっても過言ではない。座ると抱っこしろとうるさいし、歩くと足元にまとわりついて何をするにもついてくるし。

元気やな。大変よろしい。