ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

退院。ただいま日常。

思いがけず長いレスパイトになってしまったけど、無事帰宅。

 

まだ注入ペースも戻りきらず経口摂取も再開していなかったけれど、個室隔離+面会制限のためちょっと早めの退院で、自宅で少しずつペースを戻していくことに。

ちょっと早めの退院だったので先生から外泊退院を提案していただいて、金曜1日通常ペースの栄養剤注入で様子をみて、土曜朝電話で体調確認して、正式退院になった。

入院のベッドを残したまま、外泊の形で家に帰り数日様子をみて問題なさそうならそのまま正式退院へ、という外泊退院。

ひとつ気にかかったことがあって、それは、外泊中ということは、訪問入浴にはきてもらえるのか…?ということ。

訪問入浴担当さんが市に問い合わせてくださってところOKとのことだった。あかんのかと思ってた…!

 

めいはこれまであまり外泊退院という形での退院移行のステップを経験したことがなかったけれど、いつでも病院へ戻れる安心感があっていい。訪問サービスもお願いできて、とてもありがたかったしゆったり体調を戻していくことができた。今回のようなちょっと早めの退院にもってこいの、ありがたい提案やった。

のんびりいこう。

 

☔️

 

昨日、例年より随分早い梅雨入りで、退院後初登校の今朝はざあざあ大雨だった。

今回の入院でさっぱり動かなくなっていたお腹は、まだ本調子じゃないのか、はたまたこの大雨を連れてきた低気圧にでもやられたのか、今朝もなかなかしっかり動いてくれず朝のケアの色々がちょっと大変だったりして大汗をかいて、結局遅刻して登校した。

 

久しぶりの学校、先生も看護師さんも笑顔で出迎えてくれて、めいもにこにこ嬉しそうで、その顔を見たら朝の色々はまぁいいか、と思えた。

今日もまぁいいか、で1日を終えて、笑顔でおやすみが言えた。

これがどれだけ幸せなことかは、忙しかったり、大変だったりする毎日を過ごしていくうちにすぐに忘れてしまいそうになるけど。本気で忘れてしまえるような日々を送れたらそ幸せなのかもしれないけど。

 

この週末に、忘れたくないな、と思うことが、悲しいお知らせがあった。

やっぱり忘れずにいたいと思う。

 

今日の猫

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今日は枕を半分分けてくれた。まだ優しい方である。

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少しして布団をたたもうと思ったら敷きパッドの中にもぐりきれない尻が飛び出していて幸せそうだったのでしばらくそっとしておいた。