医療的ケアもりだくさんな娘が親の付き添いもなしに修学旅行にいくというから、さぁ大変。
医ケア児の修学旅行準備事前持ち込み荷物の量に白目。(尚途中経過)
— 林めぐみ (@megumeimusic) 2021年11月5日
これをスーツケースにつめ、プラス当日の荷物を持って行く。呼吸器や吸引器も当日担いで行くという。ヒィ。
先生、看護師さん達、よろしくお願いします…!! pic.twitter.com/kfi2c5w22Z
この量(この後色々足して更に増えた)の荷物をスーツケースに詰め込んで事前に学校に預け、先生と看護師さんと何度もチェックをし、打ち合わせや学校時間外に普段行っているケアの引き継ぎや練習を重ね、当日更に追加の荷物と呼吸器や酸素ボンベを車椅子に積み込んで、いざ!
トランクいっぱいに詰め込んだ山盛りの荷物と医療物品、学校時間外のありったけの医療的ケアのあれこれ、重ねに重ねた打ち合わせ、先生と看護師さんに託して明日いよいよ中三の修学旅行へ向かう娘。ワクワクして寝られない、私が。娘は早々に夢の中。明日元気に朝を迎えられますように。
— 林めぐみ (@megumeimusic) 2021年11月14日
無事に送り出してきました!
— 林めぐみ (@megumeimusic) 2021年11月15日
こども達は緊張していたりテンションが上がっていたりちょっと泣けてくる子もいたりして。みんな元気に出発しました☺️
延期を経て日程変更などバタバタしながらも無事にこども達にこの日を迎えさせてくれた先生や看護師さん達に感謝しまくりです。全員宝くじ5億当たれ。
無事送り出し親がホッと安堵していた頃、めいは嘔吐したり痰が多くて人工鼻を何度も取り替えたり、ケアに追われる看護師さんや先生達は大変だったそう。
それを知ったのは今日めいを迎えに学校へ向かいバスを待つ間のことで、学校待機組の担任の先生から
「めいちゃん昨日嘔吐しちゃったそうです。どうかな、元気に帰ってくるかなぁ。」
そう聞いてからで、更に細かいことを聞いたのはめいがバスから降りてきた後同行してくださった看護師さんと先生からの引き継ぎの時。
旅行中何かがあればかかってくるはずの電話は一度もかかってこなくて
「今頃なにしてるかな」
「連絡ないってことは大丈夫やろ!」
「最近夜早いからな、もう寝てるんちゃうw」
とか夫と呑気に話していたというのに。
1泊2日の旅行中に看護師さんがめいに対して行ってくださったケアの全記録がこれ。
細かい文字で、夜中まで、びっしり。
嘔吐もあって、行程も多い中でケアをする場所や時間を捻出して、気の休まる暇もなかったはず。それなのに
ケアの記録の最後は私の準備への労いと、めいへの温かい言葉で締めくくられていて、たまらなくなった。
看護の記録のほかに先生が書いてくれた記録にはめいと、お友達の楽しい記録がたくさん書かれていて、先生と看護師さんに守られてにこにこ楽しく過ごせたことが伝わってきて、何度も何度も読んだ。
めいが親の手を離れて、最低限の元気と安全を守り、非日常の楽しい体験を友達や先生と一緒に、積み重ねることができるありがたさがどれだけ尊いものか。
バスから降りてきためいが早々に眠ってしまった横で、大変だった話と、楽しかった話をたくさん聞かせてくれて、疲れた顔など少しも見せなかった先生も看護師さんも、今夜はどうかゆっくり休んで欲しい。(めいは寝ながら自宅に戻り、少し目を覚まして眠る前のケアを済ませた後5秒で寝ました。)
本当にお疲れ様でした。
そして、めいに楽しい思い出を、心からありがとうございました!
幸せな、おかえりとただいまを。
修学旅行の全行程を終えた娘の帰還。学校でバスから降り私や出迎えの先生達の顔を見てニコォと笑いその後即寝。
— 林めぐみ (@megumeimusic) 2021年11月16日
吐いたり色々あったらしいけど笑顔で出発笑顔で帰宅、100点満点。
ただ先生と看護師さんはほんっっっとにお疲れ様で、今夜ゆっくり寝てほしい。感謝しかない。
(娘は既にベッドで夢の中) pic.twitter.com/FonaJ4z3EX
それから最後に。
医療的ケア児の娘の修学旅行1泊2日の間学校看護師さんが行ってくださったケアの全記録、細かい字でびっしり。涙が出てくる。
— 林めぐみ (@megumeimusic) 2021年11月16日
修学旅行同行に対して看護師さんに払われる報償費は8000円。医師もいない場所で、命を、責任を背負ってくださって?
学校看護師さんは私達の宝物。処遇改善を望みます。 pic.twitter.com/2G8PTOODWS
この事実を知った時からずっと、ずっとおかしいと思っていること。どうか、変わっていきますように。切に望みます。