ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

「林さん、めいちゃん、お久しぶりです!」

 

遠く離れた病院でめいの手術を担当してくださった先生からブログの問い合わせフォームにメッセージが届いた。

偶然ブログを発見してくださったとのことで

「ブログを拝見した時、実は言葉にならないくらい感動しました。」

と言ってくださったけれど、でも先生、それは、こちらの台詞です。

 

これまで何度か県外の病院へ転院したことがある。

それは高い専門性とよりよい医療を求めてのことで、先生や看護師さんをはじめ医療従事者さんたちは、遠く県外からやってきたややこしい状態の子を笑顔で受け入れて、その後の人生も左右するような大きな節目を全力で守り、支え、その命をまた元の病院へとそっと返す。

そして、これまでお世話になったどの病院にも、二度目の転院は少なくともこれまでめいは経験したことがない。

お世話になりました、とお別れしたその後は、医療者従事者さん達のその後を知ることもなければ、手術を、治療を乗り越えたその先の姿を知ってもらう機会もなかなかない。

 

ブログをやっててよかった。先生にみつけてもらえて本当によかった。

 

「何より、めいちゃんが16歳のJKになった姿とその笑顔」

先生が喜んでくれた今のめいの姿は今お世話になっている人たちと、これまで関わってくださった人達がつくりあげてくださったもので先生もそのひとりで、あの時手術をしてくれた先生は、娘の今の姿を見てもらいたかったひとりでもあるんです、先生。

 

娘のあとにも、何人もの患者の命を守り、支え続けてくださっている先生。

先生が手術した患者さん達のその後の人生が、どうか健やかでありますように。そして、先生ご自身が元気でいてくださるように祈っています。

てんやわんやな体調だった先週1週間を乗り越えそして大寒波大雪に見舞われ、今日やっと学校とデイに行きいつもの生活に戻っためいと、それから私も

「色々ありますが、元気にやっています」

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