ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

きっとあしたはいい天気

 

ドッキドキの入学選考を無事終えて帰宅しためいは家に帰り私の顔を見るとニッコーと笑い、その後緊張の糸が切れたのかぐったりで夕方入浴を終えるとパタっと眠ってしまった。

そのまま朝までぐっすりで、今朝起こしたら一応起きてはくれたもののお腹の調子も整わないし心拍は高いし何より顔に

「イマイチ」

と書いてあるのは明らかで、今日は閉店休業。

 

学校にお休みの連絡を入れ

「最終登校日に何なんですが、休みます。体調はよくないです。」

昨日頑張りすぎたらしいことや今日の様子などを先生に話すと

「卒業式前日の会話とは思えへんワード“体調が悪い”」

と笑われ、スイマセン先生。でも明日には間に合わせますんで。

体調を崩すことの多い娘には無理はさせまいと普段過ごしているけれど、卒業が近づく時期は1日1日が惜しくて、1日でも多く学校に行かせてやりたい気持ちにもなってここ数ヶ月は気持ちがゆらゆらしたものだったけれど、さすがに卒業式も目前まで迫ってくるといかにして当日を元気に迎えるかに再びシフトチェンジ。

腰を据えて体調を整える1日にすることにして張りに張ったお腹を時間をかけて整え、のんびりすごしていくうちに少しずつ表情も良くなってきた午後。

 

夕方に来てくれた訪看さんは

「出会った頃の小6のイメージのまんまで止まっているのに、義務教育が終わるなんて…!すごい」

ここの事業所さんは月一訪問なので、次に会うときは女子高生ね!と手を振って、またね。

 

 

訪看さんのあとに来てくれたヘルパーさんと話し合って明日のリボンは黒に決まった。緑のリボンは入学式に!

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節目節目をひとつずつ迎えるたびに、やっぱりすごいことだとしみじみしてしまう。ここまで来た。来られた。

1日1日重ねてきた月日と、幼いかわいい姿で時間の止まったお友達、歳を追い越してしまったお友達の顔が浮かぶ。

めいが15歳になって、義務教育が終わるよ、卒業式を、迎えるよ。

 

 

明日はおしゃれして、そして元気にこの日を迎えられたみんなと一緒に笑って卒業しよう。

明日の天気予報は文句なしの晴れマーク。

きっと卒業式日和。