ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

困ったね。さて、どうしましょう?

「2日間エレベーター止めたいんですけど、林さんちの車椅子の娘ちゃんだいじょぶそ?」

という旨のお手紙が我が家宛に届きました。

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なんでもマンションのエレベーターの部品交換が行われるそうで、その間1基しかないエレベーターが9時から17時の間止まるそうで、わざわざ個別にお伺いのお手紙をくださったのでした。

 

あの家には何やら大変そうな子がいる、というのはマンションの人達が知ってくださっていて、何かがあったときに

「あ、そういえばあのこ大丈夫なん?」

と思い出してもらえるのは本当にありがたく心強い。

 

そういえば以前にもエレベーター新品交換工事をするとかで停止期間があり、その時には9時から17時の時間限定ではなく昼夜丸々5日間の完全停止ということでちょっとどうにもこうにもならず、かかりつけ病院のレスパイトを利用したのでした。

家を買う時、災害などでエレベーターが止まってしまった時に娘と猫を担いで階段で降りられる程度の上階に、とは考えたものの、エレベーターが数日間完全停止することがあるなんて想像もしていなくて、ああ、そうか、そんなこともあるのか…しまった…と頭を抱えたけれども。

 

今回は、こうやって事前にお手紙をいただけたことで、お世話になっている放課後等デイサービスに相談し普段利用していない曜日に臨時利用させていただけることになり、2日間9時から17時の間家の外で過ごす手筈を整えることができたのでした。セーフセーフ。

ありがたい。

 

思わぬところでアララ、と問題が発生したり困ったりすることがあるけれど、全ての問題を事前に想定してぬかりなく備えておくなんて、そんなん、私たち神様でもあるまいし、完璧な備えなんてのはちょっとばかしムズカシイ。

もちろん、病気や障害があることでちょっとばかし備えておかなくてはならないことが多いのは明らかではあるし、心づもりや準備はしておくとして、それでも発生してしまうあれこれに対してはこうやって気にかけてくださる方達と、それからお世話になっているたくさんの人たちと

「困ったね、さて、どうしましょう?」

と都度相談しながら、生活していきましょうかね。

願わくば、次にエレベーターが数日止まるなんてことが次に起こるのは、まだだいぶ先のことでありますように。

 

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