ぼくらはみんな生きていく

医療的ケア児の娘のこと。医療、福祉、母の頭の中のあれこれを書くブログ。

大丈夫、大丈夫。



いやぁ、まいった。ままならぬ。

毎日毎日コツコツコツコツ積み重ねて現状維持か、やや改善してきたものが一瞬で崩れてしまう。体調を優先せねばならない時がめいにはどうしたってあって、これまで毎回そういう時にググッと進んでしまった、憎っくき側湾。進んでしまうと曲がった背骨が肺や胃腸など内臓を圧迫して影響が出たりすると言うから、それはもう必死に頑張っているわけやけど。

 

入院中側湾にとってはなんとも厳しい環境で過ごし、GW連休で1回、入院で1回、退院後体調が戻りきらなくて1回、合計3回リハビリがふっとんで、そんな中撮った最悪なレントゲンの結果をスマホにおさめて、久々のリハビリへ行ってきた。

 

めいは先生の顔を見るなりにこにこで、先生はいつも通り淡々と「どう?」と私に尋ねた。

前日のレントゲン画像をiPadで見せて、前回分を並べてみましょうか、と見比べてみたりめいの体を整えたりしながら、いつもの調子で

「まぁ大丈夫。戻るよ。僕の勘、当たるから。」

と言ったあと

「とはいえ難しいね〜」

とも言った。

 

先生はごまかさないし嘘をつかない。結構厳しいいし、でも結構優しい。

 

 

2歳からずっとお世話になっていてもう随分長い付き合いになってきた。

先生が大丈夫って言うなら、大丈夫かな、という気になるから単純だ、私は。

 

帰り際に先生が

「まぁ、ちょっと頑張ろうか!」

と言った。頑張って、じゃなくて、頑張る、でもなくて。

多分、一緒に、という意味だと、そう受け取った。

 



今週もなかなか整いきらない体調やけど、今できることを積み重ねていこ。ちょっとばかし気合を入れ直して。

ままならないなりに、よりよく生きていけるように、少しでも楽に、快適に生きられるように、コツコツ積み重ねて。崩れたら、またやり直すのみ。

おっしゃ、頑張ろう。先生や、いろんな人の力をかりながら。

 

だいじょーーーーーーぶ。

 

今日の猫

このところ夕方に差し掛かると私が移動するたびに

「ごはん!?」

と追いかけ回されニャーニャー大騒ぎされている。つまりとても元気。ごはんがおいしいんですって。

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しっかり食べてしっかり甘えて、うん、すももも大丈夫です。